Reef Tiger RGA792YBB

 

非常に珍しい腕時計のご紹介です。

Reef Tiger

リーフタイガーは時計の本場スイスで創業以来、優れた職人技と卓越したデザイン、魅力的な価格によって人々の心を魅了してきました。

今から数百年前までは時計は非常に高価な嗜好品で、一部の裕福な人のみしか持つことが出来ませんでした。
スイスのデザイナーStephane Reefと、英国の貴族Leandro Tigerは腕時計を一般の人にも普及させたいというお互い共通の『夢』を持っていました。

Stephane Reefの優れた時計製作技術とLeandro Tigerの強力な資金援助、そして継続的な開発と改良、
スタイリッシュで活気に満ちたブランド、時計製造業への情熱と信念を基盤にREEF TIGERは誕生しました。

しかし、第二次世界大戦が始まると、スイスの時計業界全体が大きな不況に巻き込まれ、Reef Tigerを含む多くの時計メーカーが衰退していく道をたどる事になりました。

1995年に、この2つの創業者の子孫たちは、近代的な機械技術と経営戦略を活かし、5世代目の子孫Michae ReefとAudrey Tigerを率いて、
今世紀の時計ブランドとしてREEF TIGERを復活させることを決定しました。

彼らは、この歴史ある時計ブランドに新しい時代の若い活力を注ぎ、ブランドの復活を成功させました。
2011年、リーフ・タイガーはヨーロッパ、アメリカ、アジア、世界市場への参入を果たし現在に至ります。
日本でのブランド展開は、2017年より本格的な参入を果たしております。

(リーフタイガー公式HPより引用)

 

RGA792YBB

今回ご紹介するRGA792YBBは、写真で見ると特に珍しさはありませんが、実物を見ると非常に変わったデザインの腕時計です。

球面ガラス

この腕時計の特徴は、ガラス面が球面になっている事です。
通常の腕時計のはガラス面は平面か曲面ですが、この腕時計は球面なのです。

腕時計のガラス面は文字盤の視認性を上げるために平面か曲面ガラスを採用するのですが、リーフタイガーは敢えて球面ガラスを採用しています。
そのおかげでベゼルとの一体感を持ったデザインにすることができ、デザイン性が高くなりました。
気になる視認性もほとんど落ちていないので、デザイナーが勝利した腕時計と言えますね。

 

クォーツ?機械式?

この腕時計の特徴は、ガラス面だけではありません。

もう一度時計の画像を見ていただくと、スケルトン・クロノグラフの腕時計と言うのをご確認いただけると思います。
もちろん、中の歯車はしっかりと動いています。

よく見ると、歯車の動きが少し違うのに気づくと思います。

実は、この腕時計はクォーツなんです。

これって、画期的なことだと思います。
スケルトンの腕時計は、機械式腕時計の特権でした。
腕時計の歯車の動きを楽しみたい人は機械式一択だったのですが、リーフタイガーは電池で歯車を動かすことで、スケルトンの腕時計をクォーツで再現したのです。

今まで、機械式は精度が落ちるとか、ゼンマイを巻かないと止まってしまう。
などの理由で二の足を踏んでいた方にもおすすめできる腕時計です。

 

基本スペック

【機能】
クロノグラフ
・24時間計(右側)
・60分計(左側)
・カレンダー機能(日付)

【商品の仕様】
時計の幅:49.6㎜
時計の厚さ:18.4㎜
バンド幅:24㎜
バンド長さ:29㎝
駆動方式:クォーツ(電池式)
採用ムーブメント:SEIKO VK68
ボディの素材:ステンレス製
バンドの素材:牛革
ガラスの素材:クリスタルガラス
防水性:10気圧防水

裏面の蓋はステンレスになっています(これはクォーツなので仕方ないですね)。

大きめの本体なので、存在感はばっちりです。
気になる視認性も問題ありません。

 

球面ガラスやムーブメントの動きがわかる動画が、公式HPに掲載されていたので、ご紹介します。

 

リーフタイガーの正規代理店のリンクを貼っておきますので、気になる方はチェックしてください。

他にも色々な腕時計が動画で紹介されているので、見るだけでも楽しめると思います。