スマートレシートの有用性

今回はスマートレシートの有用性について考察したいと思います。

スマホにアプリをインストールして会員登録を行うと、対象店での買い物レシートがスマホで見られるアプリです。
使い方は簡単で、お会計の際にスマホに表示されているバーコードをレジでスキャンするだけで、スマホからレシートがすぐに確認できます。

今までのレシート管理アプリは、レシートを撮影するなどして画像をスマホに取り込む方式でしたが、スマートレシートは画像でなく、最初からデータとしてスマホに取り込むのが大きな違いです。

「東芝テック株式会社」が作成したシステムで、今でも対応店舗は拡大中のようです。

スマートレシートの詳細は、以前書いた「スマートレシート」に記載していますが、概ね以下のような機能があります。
・紙のレシートが発行されないので、財布の中がスッキリする
・オリジナルキャンペーンに応募できる
・オリジナルクーポンが使える
・電子スタンプがある

色々な機能は付いていますが、レシートを電子的に管理すると言うアプリです。

スマートレシートは、レシートを電子的に保管する、家計簿アプリの一つと考えると、ライバルになるのは他の家計簿アプリになります。

という事で、代表的な家計簿アプリのマネーフォワードと比較してみたいと思います。

	スマートレシート	マネーフォワード
レシートの取り込み	◎：提携店であればスマホに自動的に取り込まれる	〇：レシートを撮影する事で、読み込み可能（読み込みエラーが出る場合は手で補正が必要）
クーポン	◎：スマートレシートオリジナルのクーポンあり	×：なし
スタンプ（利用ポイント）	◎：スマートレシートオリジナルの電子スタンプ	×：なし
提携店舗	△：提携中の一部の店舗のみ利用可能	〇：紙のレシートが発行される店舗なら利用可
家計簿機能	△：レシートをスマホで見る機能のみ	◎：銀行残高、クレジットカード、レシートなどの情報から、家計簿を自動作成

スマートレシートと家計簿ソフトを比べてみると、機能の作り方が大きく異なっているようです。
レシートを取り込むアプリですが、スマートレシートは、クーポンやスタンプを使ってお得に買い物をするアプリだと言う事がわかります。

お得に買い物が出来るのであれば、全ての店舗で使用できなくても、メインで利用する店舗が提携していれば、使う価値のあるアプリだと思います。
スマートレシートと言う名前ですが、実際の機能は電子クーポンアプリと考えた方が良いですね。

家計簿は、マネーフォワード等の家計簿アプリを使用し、買い物はスマートレシートを使ってお得に買い物をすると言う方法が良いと思います。