先日、お米のことについて書きましたが、前に書いた理由から自分は精米した米は冷蔵庫に保存しています。
今までは精米が終わった米を漏斗でペットボトルに移し冷蔵庫に入れていたのですが、米保存用の専用容器があるということなので買って使ってみることに

無印良品の人気商品「米保存容器」

 

 

Amazonのベストセラー商品、アスベル(家庭用のごみ箱などで有名なメーカーですね)の「密閉米びつ

 

です。

アスベルと無印の米びつの勝手に比較

どちらが優れているのか勝手に比較してみましたので、これから購入をされる方のご参考になれば幸いです。
見た目はどちらも似たり寄ったりです。どちらも2kg強のお米が入ります。注ぎ口のキャップが計量カップになっているなんて、さすがよく考えられてますね~

①値段

無印は税込み700円、アスベルはオープン価格ですがだいたい400円台後半から600円くらいまでの間の価格で売っていることが多いようです。値段だけで言えばアスベルのほうがお得ですね。

②外見

無印のほうが少しだけコンパクトな感じがします。持ちやすくするために本体にくぼみが付いた設計になってるのはどちらも同じですが、くぼみは無印のほうが深く、本体の持ちやすさだけで言えば無印のほうが持ちやすい
しかし、容器の上部に持ち手がついているのはアスベルだけ。冷蔵庫内から容器を取り出すのはアスベルのほうが便利です。

③計量カップ

目盛の色は無印が黒で、アスベルは赤。個人的には黒のほうが見やすくて好きですが、色よりもっと大事な部分に違いがありました。無印のほうは普通米の目盛だけしか付いていませんが、アスベルの計量カップには普通米の目盛と無洗米の目盛が付いています。
そして、もっとも重要な違いが安心感です。この容器、2社の製品ともに立てても寝かせても保存できるというものなのですが、寝かせて保存する場合、気になるのはキャップ(計量カップ)が安易にはずれてしまわないかという点かと思います。キャップが簡単にはずれてしまったらお米がザザザザーッとこぼれ出て目も当てられない状況になってしまいますからね…無印の計量カップはカチッとはめ込むだけになっています。きつくきっちりとはめ込めるのならば安心なのですが、正直ちょっと頼りない…。アスベルのほうのキャップはどうなのかと言いますと、はめた後、少しだけ時計回りにひねることによってキャップは完全に固定されます。逆さにしても横に振ってもまったくはずれる様子はありません。結論が先になってしまいますが、自分はもうこの時点で、勝負あり!と思いました。

④本体の蓋

本体の蓋(白い部分)の違いについてですが、無印のほうはタッパーウエア(シール容器)の蓋のようなものをイメージしていただいたらいいかと思います。簡単な蓋なので開け閉めに手間がかかりませんし、しっかり閉めればはずれるようなこともないのではと思います。アスベルのほうは写真を見ていただければわかりますように、しっかり密閉させるお弁当箱の蓋のような留め具が2カ所付いており、パチッパチッと開け閉めする必要があります。パチッパチッをしない限り、蓋が外れることはほぼありませんのでこれを面倒で不便と感じるか、安心感を感じるかはその人次第、といったところでしょう。そして最初に少し書きましたが、アスベルのほうには蓋に取っ手が付いています。この取っ手が冷蔵庫内からこの容器を取り出すのにとても便利であるとともに、つまりここを持って容器を取り出しても白い蓋は本体からはずれないという強度を考えて作られていることがわかりますね。

⑤手入れのしやすさ

お米だけを保存する容器ではあるものの、時々は丸洗いして清潔感を保ちたいものですよね。しかし、作りが複雑になればなるほどこの丸洗い作業は面倒になります。両方とも丸洗い可能な素材と作りになっていますが、無印のほうが部品が少ない分、洗うのが楽です。対して、アスベルのほうはパチッパチッと留める部分に凹凸があること、蓋と計量カップの境目、蓋と本体の境目の2カ所にシリコンゴムのパッキンが付いていることでこれをはずして洗わなければならず、丸洗いするのには少し手間がかかります。しかし、密閉式のお弁当箱の蓋を洗うのと変わらないですし、お弁当箱のように毎日洗うものでもないので、これは自分にとっては十分に許容範囲です。

⑥密閉性

これは⑤で書きました通りで、シリコンゴムが付いているので無印よりもアスベルのほうが明らかに密閉性が高いことがわかります。

⑦安定感

冷蔵庫のドアポケットに立てて保存するのであればどちらも変わりがありません。庫内に横に寝かせて置く場合にはアスベルのほうが若干安定性が高いです。単に本体の形が、無印のほうは全体的に丸みを帯びた作りになっているのに対し、アスベルのほうは1側面が平らな作りになっているからその側面を下にして置けば安定します。

まとめ

以上の通りの比較をした結果、ムジラーまたの名をMUJI信者のみなさまには申し訳ありませんが個人的な軍配はアスベルという結果になりました。
たかが米保存容器についてこれほど熱く語るのもどうなんでしょー?と思った方もたくさんおられるでしょうが、自分はこういった考察をするのが大好きなんですねー(笑)日本のモノの品質はこういったこと一つ一つをなおざりにしないで突き詰めていくからこそ高いのだと思っています。
※ここまで読んでいただいてアスベルの「密閉米びつ」を買おうかな~♪と思った方に「ちょっと待ったーー!!」です。とても大事なお話をしなければなりません。今日は長くなってしまいましたのでここまでとさせていただきますが、次までにまとめておきますのでよろしかったらまた覗いてくださいね。買うのはそれからでも遅くありません

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