こんばんは。
ご存知の人もいるかと思いますが、iTunesストアーがダウンロード販売を早ければ2018年末にも終了するとの情報が流れています。
目次
何が起こるの?
今までのiTunesでは2種類の方法で音楽を配信していました。
一つ目は、「ダウンロード販売」
もう一つは、「ストリーミング配信」
です。
ダウンロード販売とは
文字通り、iTunesStoreで販売している音楽をお金を支払ってダウンロードして聴く方法です。
ダウンロードした音楽はiTunesに保存され、パソコンやiPhone、iPodなどで好きな時に聴くことができます。
同じAppleIDを使えば、自宅ではパソコン、外出時はiPhoneで同じ音楽を楽しむことができます。
また、何かの手違いでダウンロードした音楽を消してしまった場合でも、iTunesStoreで再度ダウンロードすることができます。
料金は1曲単位やアルバム単位で支払うことが多く、ダウンロードすれば何度でも聞くことができます。
ストリーミング配信とは
AppleMusicとして配信されているサービスで、基本的にはインターネットに接続して、音楽データを取得しながら聴く方法です。
音楽を聴くにはインターネット接続が必要になりますが、音楽をダウンロードしておけば、インターネットに接続していない時でも音楽を楽しむことができます。
ストリーミング配信は月額固定料金となっており、月額980円で聴き放題となります。
(通常の個人契約の場合)
近い将来、ダウンロード販売を終了し、ストリーミング配信に一本化すると言うのが今回流れているニュースです。
ダウンロードで購入した音楽はAppleMusicに移行され、継続して聴くことができるようです。
ただし、AppleMusicで配信していない音楽についてはダウンロードした音楽を消してしまった場合、再度ダウンロードできなくなります。
詳細は色々な人がニュースを配信しているので、そちらを参照していただくとして、ダウンロード販売がなくなると何が問題なのかを解説していきたいと思います。
ダウンロード販売がなくなって困る人
それでは、iTunesでダウンロードできなくなって困る人はいるのでしょうか?
いるとしたら、どんな人が困るのでしょうか?
ケースを考えていきましょう。
今までもAppleMusicを利用してきた人
多くの人はこのケースになると思います。
そもそも、ダウンロード販売を終了する理由は、ダウンロード購入者が減っておりデジタル音源を保管していると採算が取れなくなるからです。
ストリーミング配信のみを利用しているユーザは何も困ることはないと思われます。
逆に、iTunesの機能からダウンロード機能が消えることで、iTunesの機能がシンプルになり使いやすくなるかもしれません。
そうです!AppleMusicユーザには朗報と言えるでしょう。
iTunesで有名アーティストの音楽をダウンロードしてきた人
このケースも概ね問題はないと思われます。
ほとんどのアーティストはAppleMusicでも配信されると思われますし、人気があれば配信が止まることは少ないと思います。
一つ気がかりなのは、月額利用料です。
ダウンロード版を聴いているだけなら月額料金は発生しませんが、AppleMusicの契約をすると月額利用料がかかります。
AppleMusicを解約した場合、ダウンロード販売で購入している音楽はどうなるのか
恐らく消されることはないと思いますが。。。
今後の発表に注目ですね。
iTunesでマイナーな音楽をダウンロードしてきた人
恐らくごく少数だと思います。
ちなみに私はこの部類に入っています。
マイナーな音楽をダウンロードしていた場合、AppleMusicで配信されない可能性があります。
配信されない場合はどうなるか。
恐らくダウンロードした音楽はAppleMusicに引き継がれると思われますが、ストリーミング配信はされない可能性が高いです。
だって、この人種がiTuneの収益悪化の原因となっていたのですから、配信しても誰も聞かない音楽をわざわざ引き継ぐとは思えません。
なので、iTunesからダウンロード販売が終了した瞬間から、今持っている音楽を大切に扱う必要が出てくるのです。
ダウンロード販売終了に向けた対応
常にバックアップを取っておく
これは必ずしましょう!
バックアップさえあれば消してしまっても何とかなります。
パソコンを買い替えても引き継ぐことができます。
CD等のメディアを購入する
既に保有している音楽を再度購入するのは気が乗らないかも知れませんが、メディアを持っていれば安心感は大きくなります。
それに、デジタル音源よりも所有欲も満たされます。
CDジャケットは飾りにもなるので、いろんなメリットがあります。
飽きたらブックオフなどに買い取ってもらうことも可能です。
(レアアーティストのためプレミアが付く可能性もあります。限りなく低いですが。。。)
今のところ、正確な情報は入っていませんし、当のAppleの正式発表がない状況なので今後の動きはわかりませんが、何かあった時に対応できるよう今のうちから準備しておいたほうがいいですね。
なにか情報が入ったらまた書きますね。