目次
あまり知られていない高級腕時計のブランド
高級腕時計と聞くとどんなブランド名を思い浮かべるでしょう。
多くの人が
・ロレックス
・フランクミューラー
・オメガ
を連想すると思います。
もちろん上記のブランドは世界的にも高級腕時計として評価されている腕時計です。
しかし、上には上があります。
上位に位置する腕時計ブランドは、日本ではあまり知られていないブランドです。
世界の高級腕時計ブランド
下に世界的に知られている腕時計ブランドの分布図を作ってみました。
【腕時計ブランド力】(クリックすると大きくなります)
世界的に知られている腕時計ブランドのポジションを書いています。
図の見方は、
・上に行くほど高額な腕時計を作っているメーカー
・右に行くほどブランド力のあるメーカー
と言うように配置しています。
価格帯は平均的な価格帯で、メーカー希望小売価格の平均です。
ブランド力は、メーカーのイメージやステータス性で評価しています。
もちろんセイコーやシチズンなどの日本の時計メーカーも入っています。
腕時計の四天王とは
腕時計メーカーのなかで、四天王と呼ばれているメーカーがあります。
「腕時計ブランド力」を見れば一目瞭然ですね。
右上のブランドが、ブランド力があり、かつ高額な腕時計を作っているメーカーです。
・パテックフィリップ
・ヴァシュロンコンスタンタン
・オーデマピゲ
・A.ランゲ&ゾーネ
日本ではあまり聞かないメーカーですが、世界では超有名な腕時計メーカーです。
特に、「パテックフィリップ」は他の時計メーカーの追随を許さない、雲の上の存在と言って良いでしょう。
もちろん「ロレックス」などの日本で有名な時計メーカーも高級腕時計として世界でも評価されています。
しかしロレックスの中心価格帯は100万円~300万円です。
フランクミューラーはもう少し高価になりますが、それでも中心価格帯は200万円~500万円くらいです。
四天王の中心価格帯は、500万円~1000万円
パテックフィリップに関しては1000万円~3000万円の商品も多数売られています。
もう、家が買える値段です。
それでは、簡単になりますが腕時計四天王の紹介をしますね。
パテックフィリップ
パテック・フィリップ(Patek Philippe)は、スイスに本拠地をもつ高級時計メーカーです。
1839年に2人のポーランド人アントニ・パテックとフランチシェック・チャペックによって創業されました。
ヴァシュロン・コンスタンタン、オーデマ・ピゲとともに世界三大高級時計メーカーの一つとして数えられます。
どんなに古い自社時計でも修理する「永久修理」を宣言しているため、「パテックフィリップの腕時計は代々使える」と言うブランドイメージを作っていますが、古いモデルの修理は部品の調達が難しいため、修理代が大変高価になることもあります。
時には、購入価格よりも修理代が高額になることもあるそうです。
パテックフィリップのユーザは、ヴィクトリア女王、アインシュタイン、ワーグナー、チャイコフスキー、トルストイなど歴史的な著名人が名を連ねています。
特に1851年に、英国ヴィクトリア女王がブローチ型懐中時計を購入したことにより、パテック・フィリップの名声が一躍広まったそうです。
また、ブラットピットもパテックフィリップのコレクターであることが知られています。
ヴァシュロン・コンスタンタン
ヴァシュロン・コンスタンタン(Vacheron Constantin )は、スイスのジュネーヴに本拠地をもつ高級時計メーカーです。
バセロン・コンスタンチンと呼ばれることもあります。
パテック・フィリップ、オーデマ・ピゲと共に世界三大高級時計メーカーの一つとして数えられます。
著名な愛用者は、イチロー、秋元康、タモリです。
オーデマピゲ
オーデマ(オドマール)・ピゲ(Audemars Piguet 、略称AP)は、スイスの高級時計・宝飾品メーカー。パテック・フィリップ、ヴァシュロン・コンスタンタンとともに世界三大高級時計メーカーの一つに数えられます。本社はジュー渓谷のル・ブラッシュにあります。
1875年、ジュール=ルイ・オドマールとエドワール・ピゲによって高級時計ムーブメント製作会社として設立され、その後自社ブランドの時計の製作を始め、トゥールビヨン、ムーンフェイズなど複雑な機構を備えた高級時計メーカーとして知られるようになりました。
パテック・フィリップ同様、創業以来製造したすべての時計の修理を保証しているほか、本社のあるジュウ渓谷にあった現存しない時計会社の懐中時計の修理も受け持っています。
著名な愛用者は、金本知憲、松井秀喜、リオネル・メッシなど多数の愛用者がいます。
A.ランゲ&ゾーネ
ランゲ・アンド・ゾーネ(A. Lange & Söhne)は、ドイツに本拠地を有する高級時計ブランドです。
ブランドの和名表記は現在「A.ランゲ & ゾーネ」。ドイツ語に近い表記は「ランゲ・ウント・ゼーネ」になります。
著名な愛用者は、布袋寅泰、設楽統です。
まとめ
世界にはとんでもない腕時計を作っているメーカーが多数あります。
その多くが自動巻きの腕時計を作っています。
時計としての機能は、クォーツの腕時計、電波時計、スマートウォッチには叶いませんが、機械式ならではのデザインや針の動きは見ていて飽きないものです。
私も複数の腕時計を所有していますが、1本を除いてすべて自動巻きの腕時計です。
機械式の腕時計を見ていると、時が流れていくのを感じられるんですよね。