万年筆を使用するとあることが気になり始めます。

それはノートに書いたときに、インクが裏に抜ける事です。

万年筆は非常に書き心地が良い筆記具ですが、インクが裏抜けしやすいと言うデメリットがあります。

そこで万年筆でもインクが裏抜けしないノートを探してみる事にしました。

 

ライフ ノーブルノート

ライフ株式会社から発売されている「ノーブルノート」です。

ライフ株式会社

ライフ株式会社は昭和24年12月16日に東京都台東区で創業した日本のノートメーカーです。
昭和38年に「ライフ株式会社」に社名変更され、創業から文具用の紙製品の製造・販売を行っています。
全国の文具店を通じて、ノート、手帳、便箋、原稿用紙など800品目を販売している、老舗メーカーです。

 

ノーブルノート

昔からのデザインなので、文具店で目にした方も多いと思います。

ライフのオリジナル用紙、「Lライティングペーパー」を使用しており、ノーブルノートはライフ株式会社のフラッグシップモデルとも言えるノートです。

東京下町の職人の手で一つ一つ丁寧に作られています。

 

主要スペック

商品名 ライフノート
サイズ A4,A5,B5,B6,B7
罫線 横罫(8mm)、方眼(5㎜)、無地
ページ数 100枚(200ページ)
価格 300円~1500円

紙質

ノーブルノートの特徴は紙の色です。

ノーブルノートの紙の色は「薄いベージュ」なので、長時間見ていても目が疲れません。
明るいオフィスなどで長時間ノートを使っていると、真っ白の紙だと目が疲れてくるのですが、反射の少ない紙質と薄いベージュの色の組み合わせで、目に優しいノートです。

紙質としては、平均的なノートより若干分厚い紙が使われています。
紙の表面は滑らかな仕上がりになっていますが、光の反射を抑えるため、「アピカのプレミアムCDノート」と比較すると、若干滑らかさは劣ります。
とは言いつつも、通常の市販ノートより滑らかな表面仕上げになっています。

材質は中性紙なので、劣化が少なく、長期間の保存に優れた材質になっています。

 

綴じ方

ノーブルノートの綴じ方は、4冊の薄いノートをまとめて1冊のノートに綴じる方式です。

この方式は紙が外れにくく、耐久性に優れた綴じ方です。

反面、ノートを広げた時、真中がくぼむため、ノートの真ん中付近では文字が書きにくくなると言ったデメリットもあります。

写真ではわかりにくいですが、ノートの中心の縫い目が邪魔になり、ノートの真ん中付近は文字が書きにくいです。

 

書き味

書き味は滑るような書き心地です。

アピカのプレミアムCDノートに比べると滑らかさは劣りますが、万年筆との相性は非常に高いノートです。

基本的に滑らかで万年筆をヌルヌルとした書き味のノートです。
滑らかな中に、ほんの少しの引っ掛かる感じが、文字を書いていると言う感覚を引き立たせます。
静かな場所では、「カリカリ」と言う心地よい筆記音が聞こえます。

ノートの中では高級な部類に入りますが、書き味と質感を考えればお値段以上の価値のあるノートです。

サンプルに試し書きが出来る文具店も多いので、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

今回ご紹介したノーブルノートはこちらからでも購入できます。

 

 

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